独09年10-12月期GDP:前期比変わらず-消費が重し

ドイツの家計と企業は2009年10 -12月(第4四半期)に支出を減らし、景気回復にブレーキが掛かっ たことが分かった。

ドイツ連邦統計庁が24日発表した国内総生産(GDP)統計(改 定値)によると、同四半期の消費は前四半期から1%低下。設備投資 も0.7%低下し、輸出の3%増加の効果を打ち消した。この結果、同 四半期の実質GDP改定値(季節調整済み)は前期比変わらずとなっ た。統計結果は12日公表の速報と同じだった。

政府の景気対策の終了と失業増が支出の重しとなり、14年ぶりの 寒さとなったこの冬の天候で建設も停滞。ドイツ経済は今四半期もプ ラス成長回帰が難しい情勢だ。ただ、世界の回復とユーロ安が外需の 追い風となるため、回復の足踏みが長引くことはなさそうだ。

クレディ・アグリコルのエコノミスト、フレデリック・デュクロ ゼ氏は「輸出は極めて強い。問題はその他の分野がすべて落ち込んで いることだ」と指摘し、「今年は変動の大きい状態が続くだろう」と付 け加えた。

昨年第4四半期の輸出は1.8%減となり、貿易は差し引きでGD Pに2ポイント寄与した。一方、内需は2ポイントのマイナス寄与。 在庫調整が影響した。前年同期比では、GDPは営業日数調整済みで

2.4%減少。ドイツ連邦銀行は今年の成長率を1.6%と予想している。 09年は5%のマイナス成長だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE