米銀、高金利短期型のローン供与拡大か-貸越手数料の規制強化に対応

米国の銀行は金利が120%以上の 短期ローン供与を拡大するもようだ。貸越手数料を制限する規則を受 けて150億ドル(約1兆3500億円)超の収入が失われることに対応す る。

マーケーター・アドバイザリー・グループ(マサチューセッツ州 メーナード)の銀行助言サービス担当幹部、エリザベス・ロー氏は「賢 い銀行は貸し越しに関連する金融商品を別の商品に置き換えて販売し ようとしている」と語る。

米銀のフィフス・サード・バンコープやウェルズ・ファーゴ、U Sバンコープなどはすでに、通常100-500ドルのこうしたローンを 30日間で年率120%の金利で貸し出している。これは、次の収入が入 るまでの赤字補てんについて一般的にクレジットカードを利用しない 顧客に同様の条件を提示する「ペイデー・ローン」と競合するものだ と、ロー氏は指摘した。

同氏によると、7月1日の米連邦準備制度理事会(FRB)規則 の施行に伴い、米銀は150億-200億ドルの収入を失う見通しだ。こ の規則は、顧客が口座残高を上回る分の返済に同意していない限り、 銀行が現金自動預払機(ATM)やデビッドカードでの貸越手数料の 支払いを顧客に請求することを禁じる内容。

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