英FSA:ヘッジファンドに「安定脅かす」リスクない-調査報告

英金融サービス機構(FSA)は 同国のヘッジファンドに「安定脅かす」リスクはないとする調査報告 を発表した。

FSAは23日、昨年10月に実施した調査の結果を公表し、英国 で営業する大手ヘッジファンド上位50社の借入額が、合計約3000億 ドル(約27兆円)に上る運用資産額の2倍程度だったことを明らかに した。金融機関1社から無担保で5億ドルを上回る借り入れをしたヘ ッジファンドはなく、調査対象となった最大のヘッジファンドは約10 億ドルの与信を複数の金融機関から幅広く獲得していた。

FSAは「主要なヘッジファンドに安定を損なう恐れのあるクレ ジット・カウンターパーティー・リスクは確認されなかった」と説明。 「さまざまな施策の下で『レバレッジ』(借り入れ)が比較的低水準に とどまっていることをデータは物語っている」と分析した。

ヘッジファンドやプライベートエクイティ(未公開株、PE)投 資会社は、過去約30年で最悪の金融危機を招いた責任の一端があると 考える世界各国の議会や監督当局の厳しい目にさらされている。昨年 4月の20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)はヘッジファ ンドの監督強化で合意した。

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