アテネ証券取引所:労組が封鎖も別建物で通常通り取引終了

アテネ証券取引所は23日、取引 所の建物が労働組合員によって封鎖されたため、別の建物で通常通り の取引を行った。

同証取の広報担当者は匿名を条件に電話で、別の建物から取引が 実施されたと述べた。約200人の労働組合員が現地時間午前6時45 分(日本時間午後1時45分)ごろに証取に詰め掛け、入り口を封鎖 したという。

ギリシャ政府のヨルゴス・ペタロティス報道官は電子メールで配 布した発表で「よくある作戦で効果はない」と指摘。「誰もがストラ イキを起こす権利を有している。しかし問題は、こうした困難な時期 にどう行動し、国に暗い影を落とす重大な危機を乗り越えるためにい かなる姿勢を取るかで、評価されるということだ」と述べた。

指標のアテネ総合指数は4日ぶりに下落し、前日比34.7ポイン ト(1.8%)安の1922.69で取引を終えた。ギリシャの大型株で構 成されるFTSE・ASE20指数は2.4%安の956.11。

ギリシャの公共と民間の労働組合は、政府が示した公務員の賃金 カットと定年引上げ、賃金凍結の計画に反対するため、24日のゼネ ストを呼び掛けた。政府の計画は、欧州連合(EU)加盟国最大の財 政赤字を2012年にEUが定める対国内総生産(GDP)比3%以下 に減らすことを目指している。昨年の対GDP比率は12.7%だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE