カナダ・ドル:下落-株式相場急落を受け、約5週間で最大の下げ幅

23日の外国為替市場でカナダ・ド ルは米ドルに対して約5週間ぶりの大幅下落となった。世界の景気回 復の足踏みを示す兆候を受けて株式相場が下落する中、成長通貨に対 する需要は減少した。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダのチーフテクニカルアナリスト、 ジョージ・デービス氏は「米消費者信頼感の数字が予想よりかなり悪 化したのがこの日の相場の転換点となった」と指摘。「株式相場が大量 の売りで急落し、コモディティー(商品)価格も下落した。そのこと でリスク回避の動きが増えた。全般で米ドルが上昇した」と説明した。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時1分(日本時間24日午前6 時1分)現在、前日比1.3%安の1米ドル=1.0564カナダ・ドル(1 カナダ・ドル=0.9466米ドル)。前日は1.0430カナダ・ドル。22日は 一時、1月20日以来の高値となる1.0371カナダ・ドルを付けていた。

カナダ国債相場では短期物が上昇。2年物国債(表面利率1.5%、 2012年3月償還)利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下して1.33%。日中ベースでは4日以来の大きな下げとなった。価 格は9セント高の100.33カナダ・ドル。

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