欧州債:ドイツ債上昇、予想外の景況感悪化で-10年債利回り3.17%

欧州債市場ではドイツ国債が上 昇。この日発表された2月のドイツ景況感が予想に反して悪化した ことをきっかけに、欧州中央銀行(ECB)が政策金利を過去最低 水準で維持する可能性が強まった。

独10年債利回りは5週ぶり高水準付近から下げに転じた。ドイ ツのIfo経済研究所は23日、2月の独企業景況感指数が11カ月 ぶりに低下したと発表。エコノミスト予想は上昇だった。米民間調 査機関のコンファレンス・ボードがその後発表した2月の米消費者 信頼感指数が予想以上に低下したことから、国債相場は上げ幅を拡 大した。

ノルデア・バンクのチーフアナリスト、ニールズ・フロム氏 (コペンハーゲン在勤)は、「Ifo景況感指数が影響したのは明 らかだ。実に失望する内容だった。各国・地域の中銀がより長期に わたって金利を据え置くための材料がそろっており、これが国債へ の支援要因となっている」と語った。

ロンドン時間午後4時4分現在、独10年債利回りは前日比9ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.17%。22日には 先月15日以来の高水準となる3.3%まで上昇していた。同国債(表 面利率3.25%、2020年1月償還)価格はこの日、前日比0.79ポイン ト上げ100.63。2年債利回りは6bp低下の1.01%。

一方、ギリシャ10年債は下落。同利回りは6.49%と、前日から 7bp上昇した。ギリシャ2年債利回りは14bp上げ5.53%。独2 年債に対するプレミアム(上乗せ利回り)は455bpとなった。

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