ネット広告株が高い、テレビに次ぐ市場規模に拡大-潜在成長性評価

ポータル(玄関)サイト国内最大 手のヤフーなどネット関連株が軒並み高い。電通が22日発表した2009 年の広告費統計で、ネット広告が新聞広告を初めて上回り、テレビに次 ぐ2番目の広告媒体となったことから、ネット広告の潜在成長性が評価 された。

ヤフー株は前日比2.2%高の3万2650円まで続伸。インターネッ ト広告サービスを提供するサイバーエージェントが同2%高の16万 3000円と6営業日続伸し、ネットでオークションサイトなどを手掛け るディー・エヌ・エーやネット広告事業を行うセプテーニ・ホールディン グスも高い。

電通が発表した09年の総広告費は前年比12%減の5兆9222億円。 2年連続で前年を下回った。新聞、雑誌、ラジオ、テレビのマスコミ4 媒体は世界同時不況による景気低迷が影響し、いずれも10%超の減少。 そのなかで、検索連動広告やモバイル広告が伸び、インターネット広告 は1.2%増の7069億円と堅調。これまで2位だった新聞を上回り、テ レビに次ぐ規模となった。

シティグループ証券は22日付で、ヤフー株の投資判断「買い」、 目標株価4万1000円を継続した。担当の山科拓アナリストは投資家向 けのメモで、電通や博報堂DYホールディングスの月次データで「ネッ ト広告の底入れ感を示唆する数字が続いており、年度末に向け、広告主 が余った広告予算を投下してくる特需も期待できる状況」と分析。マス メディア4媒体からネットメディアへの消費者のシフトにより、恩恵を 受ける位置にあるとみている。

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