王将フード:来期は5%増収に減速、先行投資で安定成長目指す

【記者:福田章人、堀江政嗣】

2月23日(ブルームバーグ):「餃子の王将」を展開する王将フー ドサービスは、売上高の伸び率が来期(2011年3月期)は5%程度に縮 小する見通しだ。新規出店を継続するが、メディア露出効果が一服する 影響が大きい。来期以降は長期的な安定成長を目指す方針だ。

鈴木和久専務(65)は京都市本社のインタビューで19日、来期に ついて「5%程度の増収は確保できる」と語った。既存店売上高で約 2%の成長、新店舗増加などで増収を見込む。テレビなどの露出が多か った今期(2010年3月期)は21%増収の予想。来期利益については人 材への先行投資負担で売上高ほどは伸びない。

店舗数は現在の国内548(近畿319、関東95)を最大2000まで増や せる見込みだ。年20-30店舗出店を計画、注力する関東は500店を目 指す。関東での認知度拡大を目指して鈴木専務は、「中期的目標として 東京証券取引所上場を検討している。投資家を増やし、適正な株価を形 成していきたい」とも述べた。

岡三証券の鵜崎和彦シニアアナリストは王将フードの来期を2%増 収、営業減益16%減と予想した。店舗増から増収は確保するが、人件費 増など固定費増加で営業減益になるとみている。ブルームバーグ・ニュ ースが集計した王将フードの来期アナリスト予想の中央値は売上高で

2.9%増、営業利益は4.5%増になっている。

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