豪ドル、対ユーロで10年ぶり高値圏-ギリシャ不安や金利見通しで

23日の外国為替市場でオースト ラリア・ドルがユーロに対し2000年以来の高値圏で推移している。ギ リシャの財政赤字の拡大観測やオーストラリアの金利が引き続き他国を 上回るとの見方が背景。

豪ドルは対円では1か月ぶりの高値に近い水準。日本銀行が23日 発表した1月25、26日の金融政策決定会合の議事録によると、日銀は 低金利を維持する方針。一方の豪中銀は来月利上げするとの観測がこの 1週間にトレーダーの間で強まっている。ニュージーランド(NZ)ド ルは対ユーロで2年ぶりの高値に近い水準。欧州連合(EU)はギリシ ャ支援の計画はないと表明した。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS) の通貨ストラテジスト、グレッグ・ギブズ氏は「RBAによると、経済 情勢は予想よりも強く、金融引き締めが実施されるのは当然だろう」と 述べ、「豪ドルに対して弱気になるのは難しい。ファンダメンタルズ (経済の基礎的諸条件)が引き続き堅調であることが想定されるなか、 リスク選好の改善に伴って豪ドルは上昇するだろう」と予想した。

豪ドルはシドニー時間午後零時41分(日本時間午前10時41分) 現在、1豪ドル=0.6616ユーロ。前日のニューヨーク市場では

0.6623ユーロだった。豪ドルは2月18日に0.6642ユーロと、2000 年5月以来の高値を付けた。米ドルに対しては1豪ドル=0.8997米ド ル、対円では1豪ドル=81円95銭。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE