英BA労組がスト突入の公算、約10年ぶり-独ルフトハンザは一時中断

欧州3位の航空会社、英ブリティ ッシュ・エアウェイズ(BA)の労働組合は約10年ぶりのストライ キに突入する見込みだ。同社の客室乗務員1万2000人は、経営側の 求めるスタッフ数削減に抗議してスト実施の賛否を問う投票を行っ た。

労組「ユナイト」は22日、投票者の約81%がスト突入を支持し たと発表した。投票率は79%という。

同労組幹部のレン・マクラスキー氏はロンドンでの記者会見で、 「組合員が感じている強い憤りがはっきりと示された」と述べた。ス トの実施時期については明言しなかった。英国の法律によれば、1カ 月以内に何らかの行動を起こすことが必要で、来週のスト開始も可能。

BAのウィリー・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は、労組 との合意なく人員を削減して客室乗務員と対立している。同社は 2009年4-12月に2億4500万ポンド(約346億円)の損失を計上 し、コスト削減を図っている。航空業界の分析などを手掛けるJLS コンサルティングのジョン・ストリックランド氏は、スト実施で1日 当たり2500万ポンドの費用が発生する可能性があると指摘している。

一方、22日から4日間の予定でストを開始したドイツのルフト ハンザ航空のパイロットらは、経営側との協議に戻るためストを一時 中断した。同国の労働裁判所が電子メールで配布した資料によれば、 ストは3月8日まで中断される。数日以内に通常の運航が再開される 見込みだ。

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