ウォール街のボーナス、2009年は前年比17%増加-米NY州会計検査院

ウォール街が支払う2009年のボ ーナスは合計で、前年に比べ17%増えた。証券業界の金融危機から の回復が反映された。米ニューヨーク州のディナポリ会計検査院長 が明らかにした。

ディナポリ院長が23日、ブルームバーグテレビジョンのインタ ビューで述べたところによると、従業員1人当たりのボーナスは業 界平均で12万3000ドル(約1110万円)となった。昨年は12月ま でで従業員数が3900人増えたという。同院長はこの傾向が続くとの 見通しを示した。ボーナス増加による税収増でニューヨーク州の財 政問題が解決するわけではないと付け加えた。

ボーナスの総額は現金・株式を合わせて約200億ドルとなり、 07年に比べるとほぼ3分の2だった。ニューヨーク州の財政赤字は 82億ドルと見積もられ、1月時点の見込みから10%増えた。ウォー ル街の現金ボーナスが予想を下回ったためだとデービッド・パター ソン知事は3日に述べていた。

ディナポリ院長は「成長と収益について予想が可能なことが望 ましい」として、「ニューヨーク州は財政の健全性を証券業界に依 存している。ウォール街には利益を上げてもらわなければ困る」と 語った。

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