NY金:2週間ぶり大幅安-ドル先高観から投資需要の減退を懸念

ニューヨーク金先物相場は下落 し、2週間ぶりの大幅安。ドルの対ユーロでの値上がりを背景に金 への投資需要が細るとの観測が高まった。

ドルはユーロに対して上昇。ドルは対ユーロで週間ベースでは 先週まで6週連続で値上がりしている。金連動型ETF(上場投資 信託)としては最大の「SPDRゴールド・トラスト」の金保有量 は年初から2.3%減少し1107.6トン。2009年は45%増えていた。金 先物は昨年12月に過去最高値を記録。昨年はドルがユーロに対して

2.5%値下がりしたことを背景に、金価格は年間で24%上昇していた。

MFグローバルのアナリスト、トム・ポーリッキ氏(シカゴ在 勤) は「金に対する消極的な見方は、投資資金流入の低迷とファンダメ ンタルズに一致している」と指摘。「ETFで示される金への投資 家需要は乏しく、新たな高値を付けるとの見方に合致しない」と述 べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物相場4月限は前週末比9ドル(0.8%)安の1オンス=1113.10ドル で取引を終了。中心限月としては5日以来の大幅下落となった。

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