NY原油(22日):80ドル付近でほぼ変わらず-強弱材料が混在

ニューヨーク原油相場は1バレ ル=80ドル付近でほぼ横ばい。フランスの石油大手トタルの国内製 油所・貯蔵施設でのストライキでガソリンなどの石油製品の価格が 下支えされた一方、ドルが対ユーロで上昇し、市場には強弱材料が 混在した。

トタルの労働組合が従業員に対しストライキの延長を呼び掛け たことを受け、ガソリン先物相場は一時2%高まで上昇。これに反 応し、原油は5週間ぶり高値を付けた。ドルが上昇すると、原油な どの商品の代替投資先としての魅力は低下する。

IAFアドバイザーズ(ヒューストン)のマネジングディレク ター、カイル・クーパー氏は「80ドルに到達すると、その水準を維 持するのが難しくなる」と指摘。先進国の需要では「この水準を支 えられない。何か決定的なことが起こらない限り、70-80ドルの広 い範囲から抜け出せない状況が続くだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前 週末比35セント(0.44%)高の1バレル=80.16で終了。一時80.51 ドルと、1月13日以来の高値を付ける場面もあった。同限月はこの 日が最終取引日となった。

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