トヨタは電子系統欠陥の可能性否定-急加速問題で米議員指摘

米下院議員2人は、トヨタ自動 車が同社製車両の電子系統の不具合が意図しない加速の原因である 可能性を一貫して否定しており、またリコール(無料の回収・修理) の妥当性に関しても誤解を与える発言を行ったと指摘した。

下院エネルギー・商業委員会のヘンリー・ワクスマン委員長 (民主、カリフォルニア州)と同委員会メンバーのバート・ステュ パック議員(民主、ミシガン州)は22日、米国トヨタ自動車販売 のジム・レンツ社長あての書簡で、「われわれの予備的評価では、 トヨタは電子系統の不具合が安全性に関する懸念を引き起こし得る ことを否定したほか、不備のある工学リポートに基づいていた。ま た、最近のリコールの妥当性に関して誤解を与える発言をした」と 述べた。

両議員は、トヨタ車への苦情に対する米当局の対応についても、 「極めて不十分」と指摘した。

レンツ社長とラフード米運輸長官は23日に、下院の同委員会 が開く公聴会に出席し、リコール問題に関して証言する予定。

両議員はレンツ社長あての同書簡で、トヨタ車の急加速の報告 に関する運輸省道路交通安全局(NHTSA)の2004年の調査が 「不徹底なものにとどまった」のは、NHTSAの電子系統に関す る専門性の欠如が原因だった可能性があるとの見方を明らかにした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE