イエレン総裁:米経済、今後2年は潜在力を下回る-引き締め時期尚早

米サンフランシスコ連銀のイエ レン総裁は、今年と来年の米経済が潜在成長力を下回って推移する と予想。景気が勢いを付けるには低金利が引き続き必要だとの認識 を示した。

イエレン総裁はサンディエゴで講演。講演原稿によると、「利 上げを開始する際には、その手段は整っている」と言及した一方で、 「当面の間、経済はなお異例な低金利による支援を必要としている」 と述べた。

米金融政策当局は現在、金融危機に歯止めをかけるために講じ た前例のない政策を段階的に解除しつつある。米連邦準備制度理事 会(FRB)は先週、公定歩合を引き上げた一方、政策金利である フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は「長期にわたり」低 水準に維持するとあらためて表明した。

イエレン総裁は「金融引き締めの時機ではない」と言明。「し かし、いずれ米経済は十分な勢いを増し、現行の異例の低金利は必 要なくなるだろう」と続けた。

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