米エアガス:エアープロダクツ買収案は過小評価-株主に拒否呼び掛け

工業ガスで米最大手のエアガス は同社が「急成長する」との見通しを示し、同業の米エアープロダク ツ・アンド・ケミカルズからの買収提案に応じないよう株主に呼び掛 けた。エアガスは先に、51億ドル(約4640億円)規模の敵対的買収 案を拒否していた。

エアガスは22日の発表で、エアープロダクツの1株当たり60 ドルという買収提示額はエアガスを「著しく過小評価」していると指 摘し、エアガス株主は保有株を売却すべきではないと訴えた。5日公 表された提示額は、4日終値を38%上回る水準。

エア・プロダクツのジョン・マクグレード最高経営責任者(CE O)は11日、エアガスの取締役会が9日に同案を拒否したことを受 け、株主に直接働き掛ける方針に転じた。

一方、エアガスのピーター・マッコースランドCEOは22日、 一部項目を除いたベースの利益が2012年通期に1株当たり4.20ド ルを超え、09年通期から57%増加するとの見通しを示した。同CE Oは電話インタビューで、「われわれは急成長を実現するだろう。買 収案はエアガスを著しく過小評価している」と指摘した。

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