不動産株が大幅高、バークレイズは業界判断強気に-株価は十分割安

三井不動産株が一時前週末比6% 高の1549円と急反発するなど、不動産株が軒並み大幅高。最近の下落 によって株価は十分割安な水準に到達したとし、バークレイズ・キャ ピタル証券は不動産セクターの投資判断を「ニュートラル」から「ポ ジティブ」に引き上げている。

三井不のほか、住友不動産が5.4%高の1630円、三菱地所は4.4% 高の1414円まで上げ、午後1時55分時点では東証1部不動産指数を 構成する47銘柄中、42銘柄が上昇。東証33業種の中で、不動産指数 は値上がり率2位。

バークレイズ証の橋本隆アナリストは19日付リポートで、「不動 産価格は底値圏にあり、今後の下落幅は限定的」としたうえで、不動 産価格の下げ止まりと実物不動産投資市場の回復、オフィス市況の回 復が株価のカタリストになると指摘している。三井不と住友不につい ては、個別の投資判断も「イコールウエート」から「オーバーウエー ト」へ引き上げている。

ブルームバーグ・データで見ると、東証不動産株指数の現状予想 PERは29倍。過去1年の実績PER変化のレンジ28倍-168倍の ほぼ下限に位置する。

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