タイ10-12月GDP:前年比5.8%増-リセッションから脱却

タイ経済は2009年10-12月 (第4四半期)に5四半期ぶりにプラス成長となり、リセッション (景気後退)から脱却した。輸出拡大と政府支出の増加が背景で、 中央銀行に対して金融刺激策の解除を促す新たな圧力となる。

タイ国家経済社会開発庁(NESDB)が22日発表した第4四 半期の国内総生産(GDP、季節調整済み)は前年同期比5.8%増 加。7-9月(第3四半期)は前年同期比2.7%減(改定値)のマ イナス成長だった。ブルームバーグ・ニュースが集計したエコノミ スト8人の予想では、同4.3%増(中央値)が見込まれていた。09 年のGDPは2.3%減少した。

英銀HSBCホールディングスのエコノミスト、フレデリッ ク・ノイマン氏(香港在勤)は統計発表前に、「タイ経済はアジア地 域の中でやや後れを取っているかもしれないが、回復の兆候はすで に見えている」と指摘。「タイが後れを取る唯一の原因は、政治の不 透明感を引きずっていることだ」と語った。

第4四半期GDPは前期比で3.6%増加。ブルームバーグが実 施したエコノミスト7人を対象とした調査では、同1.3%増(中央 値)の見通しだった。

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