産金会社の金ヘッジ取引:約2年で最大の落ち込み-VMグループ

世界の産金会社の金ヘッジ取引が 2009年10-12月に過去約2年で最大の落ち込みを示したことが、V Mグループ(ロンドン)の調査で明らかになった。

VMグループが19日発表したリポートによると、世界の10-12 月のヘッジ取引量は7-9月から400万オンス減り790万オンスとなっ た。四半期ベースでは08年1-3月(第1四半期)以降で最大の落ち 込みを示した。産金会社は昨年、800万オンス分のヘッジ取引を解消し た。

産金会社は将来の生産分を固定価格で売却する場合があるが、買い 戻しによりヘッジ取引分を減らすことができる。産金最大手、カナダの バリック・ゴールドは10-12月に290万オンス分のヘッジ取引を解消。 南アフリカ共和国のアングロゴールド・アシャンティも40万7963オ ンス分を解消した。

VMグループは、今年も「ヘッジ取引の解消は続く可能性が高い が、量的には鈍化するだろう」と指摘。「今年の年間のヘッジ取引の解 消分は150万-300万オンスと予想される」としている。

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