長崎知事選:与党推薦候補が敗退-政治とカネの問題が影響(Update1

21日投開票が行われた長崎県知 事選挙で、民主、社民、国民新の与党3党が推薦した候補が自民党な どの支援する候補に敗れた。長崎県は昨年8月の衆院選では4つの小 選挙区すべてで民主党の公認候補が勝利しており、最近の内閣支持率 下落の要因にもなっている鳩山由紀夫首相や民主党の小沢一郎幹事 長の「政治とカネ」の問題への有権者の厳しい評価が表れた形となっ た。

鳩山首相は22日朝、公邸前で記者団に対し、同知事選の敗北に ついて「景気対策という話もあったが、やはり政治とカネの問題が影 響を受けたというべきだと思う。真摯(し)に受け止める必要がある」 と述べ、自身や小沢氏の「政治とカネ」の問題も一因との見方を認め た。

同知事選は、首相の元公設秘書2人や、石川知裕衆院議員ら小沢 氏の秘書経験者3人がそれぞれ政治資金規正法違反の罪で起訴され てから初の大型地方選挙。7人が乱立したが、無所属で自民、公明両 党が支援した前副知事の中村法道氏(59)が31万 6603票を獲得し、 初当選した。民主などが推薦した無所属の元農水省室長、橋本剛氏 (40)は22万2565票だった。投票率は60.08%と4年前の52.27% から7.81ポイント上昇した。

昨年9月の発足当初は7割超あった鳩山内閣の支持率は5、6両 日の共同通信社調査で41.4%、12日から14日に行われた日本テレビ の調査で39.0%と低迷している。知事選結果を受け、自民党は22日 の臨時役員会で、与党側が小沢氏らの証人喚問に応じなければ、同日 からの衆院予算委員会を欠席する方針を決めたと共同通信が報じた。

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