豪カンタス航空CEO:ビジネスクラス運賃の上昇見込む-需要拡大で

オーストラリア最大の航空会社、 カンタス航空はビジネスクラスの運賃上昇を見込む。旅行需要が世 界的な減退から回復に向かっているためだ。

カンタス航空のアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は 21日、豪スカイ・ニュース・ビジネスに対し、「ビジネス市場に需 要の回復が見られる」と説明。「経済的側面の変更と運賃、特にビジ ネスクラス料金の引き上げが必要だ」と述べた。

同社はファーストクラスの需要落ち込みを受け、先週発表した 2009年7-12月(上期)決算で72%の減益となったことから、大 半の路線で同クラスを廃止する。ジョイスCEOは21日、売上高は 下期に改善が見込まれると話した。

英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(R BS)のアナリスト、マーク・ウィリアムズ、マイケル・ニューボ ールド両氏(シドニー在勤)は18日付の顧客向けリポートで、「起 こり得る法人旅客需要の回復が予想を上回る業績につながる要因と なることから、同社経営陣の売上高見通しは控えめだと引き続きみ ている」と指摘した。

国際航空運送協会(IATA)によれば、世界の航空業界は過 去10年間で500億ドル(約4兆5800億円)の損失を計上しており、 2010年の損失額は56億ドルに上る可能性がある。カンタスは10 年6月通期の税引き前利益を4億豪ドル(約330億円)と見込んで いる。アナリストの予想は約5億3000万豪ドル。

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