ロンドン金属取引所:海上運賃デリバティブの新取引所設立を提案

ロンドン金属取引所(LME)は、 バルチック取引所と共同で新取引所を設立し、海運デリバティブ(金融 派生商品)取引を開始することを提案した。LMEはアルミニウムや銅 の世界最大の取引所。

LMEが19日発表した報道資料によると、バルチック取引所とそ の会員が「新取引所の株式の主要部分に当たる25-50%を保有するこ とを検討するよう依頼している」。LMEのマーティン・アボット最高 経営責任者(CEO)は同日の電話会議で、新取引所の設立費用に関す るコメントは控えた。

将来の海上運賃のヘッジが可能な海上運賃先物契約(FFA)はバ ルチック取引所の指数に基づいて決済される。同取引所の歴史は1744 年にさかのぼる。

バルチック取引所の広報担当者、ビル・ラインズ氏は電話インタビ ューで、提案を「慎重に検討」し、LMEに直接回答する方針だと述 べ、詳細に関するコメントは控えた。ロンドンを拠点とするブローカ ー、フレート・インベスター・サービシズは先月、ばら積み商品の海上 運賃に連動するFFAの取引額が今年、ほぼ倍増し600億ドル(約 5兆5000億円)に達する可能性が高いとの見方を示している。

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