独金融監督庁:PIIGS向け債権で国内銀にリスク-シュピーゲル誌

ドイツ連邦金融監督庁(BaFi n)はショイブレ財務相あてに書簡を作成し、同国の銀行がユーロ圏 の財政難の5カ国、いわゆる「PIIGS」諸国で抱えるエクスポー ジャー(債権保有高)について懸念を表明した。独誌シュピーゲル(オ ンライン版)が報じた。

BaFinのザニオ長官はシュピーゲルが引用した書簡で、ポル トガルとイタリア、アイルランド、ギリシャ、スペインの「全体的な 問題がドイツ金融部門への主たるリスクだ」と記し、「ギリシャが火 花となる可能性がある」と指摘した。

同誌がBaFinからの情報を基に伝えたところでは、ドイツの 銀行は外国資産保有高の約2割、約5220億ユーロ(約65兆円)相 当を同5カ国に保有している。

ザニオ長官は、欧州連合(EU)がギリシャを救済できる可能性 はあるものの、金融市場が近隣4カ国への攻撃を続ければ、「重大な 問題と激しいマーケットのゆがみを生む恐れがある」と警告。さらに、 財政赤字を削減しても国債の買い手を集められなかった「アルゼンチ ンのように、5カ国を脅かす状況が起こり得る」との認識を示したと いう。

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