短期市場:翌日物0.10%付近か、TB発行日で需要-積みは進ちょく

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.10%付近で取引されそうだ。この日は国庫短期証券(TB)の 発行に伴う資金不足日にあたり、資金手当ての需要が残っている可能 性がある。金利がやや強含んでいるレポ(現金担保付債券貸借)取引 の動向も注目されている。

前週末19日の翌日物の加重平均金利は0.3ベーシスポイント(bp) 低下の0.094%と、1日以来の低水準となった。週末を挟んだ3日積 みの取引で調達が手控えられ、地方銀行や信託は0.09%で調達。大手 行の調達は0.08%から0.07%まで下がった。22日受け渡し分は0.09 -0.12%。

この日はTB1年物と3カ月物の発行で1.7兆円程度の資金不足 となる。大方の不足分は金融調節で埋まっているが、当座預金は15 兆円台前半まで減少する。前週末の市場では、22日受け渡しの翌日物 のレポの資金調達が0.11%でしっかりしており、資金需要は根強そう だ。

一方、準備預金の積みの進ちょく率かい離幅は平均対比プラス 7%まで進んでおり、銀行が資金調達を急ぐ様子は見られない。今後 は無担保コール翌日物の加重平均の低下と積みの進ちょく率に応じて、 日本銀行が資金供給を抑えてくるかが焦点になりそうだ。

準備預金は10.7兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座預 金は2000億円減の15兆2000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀) は5000億円減の10兆7000億円程度になる見込み。短資会社各社の予 想では、調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆6200億円、積み終 了先は5兆1000億円となっている。

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