NY金(19日):上昇、週間ベースでは2週連続高-ドルに先安感

ニューヨーク金先物相場は上昇。 週間ベースでも先週に続く上昇だった。ドルは騰勢を失うとの観測 から代替投資としての金の魅力が高まった。

ドルは一時、対ユーロで9カ月ぶりの高値を記録したが、その 後上げを消した。米連邦準備制度理事会(FRB)は前日、約3年 ぶりに公定歩合の引き上げを決定したことから、市場参加者は米経 済がリセッション(景気後退)から回復しつつある兆候だと受け止 めた。

ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のトレーダー、 マット・ジーマン氏は、「金の見通しは良好だ」と語り、「市場参加 者はこれが金融引き締めではないと気付いている。公定歩合の引き 上げは米国民の家計には影響を及ぼさないだろう。すべては法定不 換紙幣であるドルの信頼性にかかっている。投資家は今後も金の押 し目買いを続けるだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物4月限は前日比3.40ドル(0.3%)高の1オンス=1122.10ド ルで取引を終了した。週間ベースでは2.9%値上がりした。

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