ダドリーNY連銀総裁:米景気は緩やかに拡大へ、物価圧力の抑制続く

ニューヨーク連銀の ダドリー総裁は、米経済のリセッション(景気後退) からの回復は昨年下期に予想以上のペースで進行した と指摘、今後の経済成長はこれより幾分か遅くなると の見通しを示した。

ダドリー総裁はプエルトリコで開かれた経済会議で スピーチし、「米国経済は引き続き成長を続けている。 しかし、その度合いは昨年下期に比べると若干緩やか なペースだ。緩やかな景気拡大を背景に物価上昇圧力 は十分に抑制された状態が続くとみている」と、事前 に用意した原稿を読み上げた。

1月の米雇用統計では失業率は9.7%と前月の10% から予想外に低下した。ダドリー総裁は、これについ て「祝杯を挙げるのはまだ早い」と述べ、「失業率は なお許容できないほど高い水準だ」と指摘した。

同総裁は2007年12月に始まったリセッションは 「約1年半続いた」とみており、これは「従来の金融 危機に比べるとずっと短期間ということになる」と述 べた。全米経済研究所(NBER)はまだリセッショ ンの終了を宣言していない。

原題:Fed’s Dudley Says U.S. Economy Is Growing With Low Inflation

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