1月米CPI:0.2%上昇、コアは82年来初の低下

米国の消費者物価は1月、前月 から上昇したものの、上昇率は市場予想を下回った。また食品とエ ネルギーを除いたコア指数は、1982年以来初めて低下した。

米労働省が19日に発表した1月の米消費者物価指数(CPI、 季節調整済み)は前月比0.2%上昇。上昇は5カ月連続となった。 燃料コストの上昇が影響した。ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミスト予想中央値は0.3%上昇だった。

1月の食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.1%低 下と、予想外のマイナスとなった。新車や衣料品、居住費の低下を 反映した。コア指数の低下は82年12月以来。ブルームバーグの 調査では0.1%上昇と見込まれていた。

項目別では、エネルギーコストが2.8%上昇。石油やガソリン 価格の上昇が影響した。ガソリン価格は4.4%上昇と、昨年8月以 来で最大の上げとなった。食品コストは0.2%上昇。乳製品や食肉、 果物、野菜の値上がりを反映した。

CPIの約6割を占めるサービスは0.2%低下(前月0.1%上 昇)した。航空運賃は2.5%低下と、09年2月以降で最大の落ち 込みとなった。

1月のCPIは前年同月比では2.6%上昇(前月は2.7%上昇) と、伸び率が鈍化した。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのシニアエコノミス ト、アーロン・スミス氏は「大局的に見ればインフレは落ち着いた 状態が続いているといえる。これにより米連邦準備制度理事会(F RB)としては、少なくとも今年の終盤までは様子見姿勢を続ける 十分な理由ができる」と指摘した。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 森 茂生 Shigeki Mori +1-212-617-6107 smori1@bloomberg.net Editor:Akiko Nishimae,Tsuneo Yamahiro 記事に関する記者への問い合わせ先: Timothy R. Homan in Washington at +1-202-624-1961 or thoman1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

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