ドバイ懸念で英スタンダード銀の業績、HSBCに見劣りか-CLSA

CLSAによれば、英スタンダー ドチャータード銀行の業績は英同業のHSBCホールディングスを下 回る見込みだ。アラブ首長国連邦(UAE)向け債権をめぐる懸念が 大きいためだという。

CLSAのダニエル・タブッシュ、スアンスダ・シンサドック両 アナリストは19日付のリポートで、スタンダードチャータード銀は 3月3日に発表する決算で、UAEに関して昨年12月時点よりも「は るかに慎重」な姿勢を織り込んでいる公算が大きいと指摘した。12月 はUAEドバイ首長国の政府系持ち株会社ドバイ・ワールドが債務返 済繰り延べを求めた直後だった。一方、3月1日に発表予定のHSB Cの決算は「それほど良い内容ではない」ものの、新たな懸念を引き 起こす可能性は低いとしている。

同リポートによると、スタンダードチャータード銀は09年1- 6月期にローン債権の1割が中東と南アジアのいわゆるMESA諸国 向けで、特にUAE向けがその中心だった。一方、HSBCの債権に 占めるUAE向けの割合は1.7%。

リポートはさらに、不良債権リスクはスタンダードチャータード 銀の方が「一段と深刻」だと指摘。同行の問題債権でMESA向けが 占める割合はほぼ25%。これに対し、HSBCは3%だと説明した。

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