仏カルフール:09年通期は70%減益-店舗閉店や改装費用で(Update1

欧州小売り最大手、フランスの カルフールの2009年通期決算は、前年比70%減益となった。イタ リアでの店舗閉鎖に伴う費用とその他の欧州地域での店舗改装費が かさみ、予想以上に利益が減少した。

19日に発表した資料によると、継続事業ベースでの純利益は3 億8500万ユーロ(約480億円)と、前年の12億7000万ユーロを 下回った。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト16人の 予想中央値(10億ユーロ)も大幅に下回った。

郊外の大型店に客足が戻らないなか、カルフールは欧州で既存 店の改装や小型店の開店ペースを加速させた。フランスでは値引き や広告を増やしても買い物客を引き付けることができず、09年の営 業利益は16%減の27億8000万ユーロとなった。

JPモルガン・チェースのアナリスト、ジェイム・バスケス氏 は決算発表前の段階で「課題は大きいものの、食料品インフレと一 般的なマクロ経済背景がいくらか追い風になると見込んでいる」と 述べた。

カルフールは今年、5億ユーロのコスト節減を通じて既存店ベ ースでの市場シェアの拡大と営業利益率の改善を目指している。ま た、西欧やブラジル、中国の市場を重視する方針だという。

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