JCOM:KDDIと協力関係構築へ協議開始-出資完了で

ケーブルテレビ国内最大手のジュ ピターテレコム(JCOM)は19日、国内通信2位KDDIから予定 通りの出資手続きを完了させたとの連絡があったのを受けて、企業価 値の向上に向けて「協力関係の構築」に関する協議を開始すると発表 した。KDDIは今回の出資で、一時的ながらJCOMの筆頭株主と なった。

KDDIは12日に、米メディア大手リバティーグローバルの中間 持ち株会社の買収を通じて31.1%(議決権ベース)のJCOM株を実 質取得すると発表していた。当初はリバティ保有の全株37.8%(同) を 取得予定だったが金融庁の指摘を受け、一部をリバティがみずほ信 託銀行に譲渡し、信託受益権を購入する方式に変更した。

KDDIの長尾哲副社長は15日、ブルームバーグ・ニュースとの インタビューで、契約上、法的に出資完了までJCOMなどとの協議 は一切不可能だと説明。この制限が切れた後、出資を通じた相乗効果 の創出に向けて話し合う意向を表明していた。

ただ、JCOMの2位株主で、現在27.7%(同)を保有する住友 商事は、KDDIに対抗して3-4月に実施する株式公開買い付け(T OB)により出資比率を最大40%に高めて筆頭株主になる見込み。

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