来週のNY原油:51%が下落予想、在庫増と需要減予想で-BN調査

来週のニューヨーク原油先物相場 は、下落しそうだ。在庫が増える一方、3月は需要が減るとの見通し が背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者45人中23人(51%)が、来週の原油先物相場が下落する と予想。上昇を予想したのは14人(31%)で、8人がほぼ変わらずと 回答した。前週の調査では50%が上昇を予想した。

米エネルギー省が18日発表した先週の原油在庫は309万バレル増 の3億3450万バレルだった。ブルームバーグがアナリスト18人を対 象にした調査(中央値)では173万バレル増が予想されていた。

シティグループ・グローバル・マーケッツ(ニューヨーク)のエ ネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「ドルと株式相場が動く とやや買いが入るかもしれないが、上昇への可能性は在庫増に打ち消 される面が強いようだ」とし、「第2四半期には季節的な要因で需要が 軟化する見込みであること」も価格を圧迫すると予想する。

製油所は、冬季のヒーティングオイル(暖房油)の消費が減少し 夏季のガソリン需要が高まる前の3月に定期点検に入ることが多い。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場3月限は 今週4.93ドル(6.7%)上げ、18日は79.06ドルで引けた。終値とし ては1月14日以来の高値。前年同期比では2倍超上昇している。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通りの 値動きを示した割合は47%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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