米ドルは対ユーロで1.32ドル台に上昇へ-コモンウェルス銀

18日の予想外の公定歩合引き上げ を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が主要政策金利の引き上 げ時期を早めるとの見方を背景に、米ドルは今後上昇する、とオース トラリアのコモンウェルス銀行は予想している。

コモンウェルス銀によれば、ユーロは米ドルに対して1ユーロ=

1.32ドル台に下落し、オーストラリア・ドルは1豪ドル=0.8645米ド ルに向けて値を下げる見込みだ。FRBが2006年以来初の利上げをト レーダーらの予想よりも早期に実施するとの観測が広がっているため だ。18日のフェデラルファンド(FF)金利先物相場の動向によれば、 米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月の会合までに少なくとも

0.25ポイントの利上げを実施する確率は47%となっている。

コモンウェルス銀のチーフ為替ストラテジスト、リチャード・ グレース氏(シドニー在勤)は顧客向けのリポートで、「18日の公定 歩合引き上げは、FRBの成長・インフレ見通し引き上げとともに、 利上げ時期が9月よりも早くなる可能性を示唆している」と指摘。「F RBの動きは米ドルにとってプラスだ」と付け加えた。

コモンウェルス銀は4月28日と8月10日の会合でFRBが公定 歩合をさらに0.25ポイントずつ引き上げると予想している。その結果、 「公定歩合とFF金利とのスプレッドが従来水準に戻ることなろう」 と予想している。

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