コシダカ株がストップ高、出店抑制で経費減-上期業績予想を上方修正

カラオケボックスの直営を手掛け るコシダカの株価がストップ高(値幅制限いっぱいの上昇)を付けた。 上期(2009年9月-10年2月)に予定していた新規出店の一部を遅ら せたことで経費を抑制、上期の業績予想を上方修正した。通期(10年 8月期)計画は据え置いたが、足元の売上高は堅調に推移しているうえ 進ちょく率も高く、上振れが期待できるとみられた。

午前の株価終値は前日比4万円(21%)高の23万3000円。07年 7月9日(23万5000円)以来、2年8カ月ぶりの水準に上昇し、ジャ スダック市場の上昇率ランキングで2位に入った。

同社が18日取引時間終了後に開示した新しい上期業績予想による と、連結純利益は前年同期比3.9倍の6億3600万円。従来予想は2億 3600万円だった。

同社の朝倉一博取締役経営企画室長は、上期の新規出店は当初10 店程度を見込んでいたが、「4店にとどめ、下期に採算が良い店舗を6 -7店出すことにした」と話す。出店抑制は開業費用や人件費などの経 費の抑制につながり、業績を押し上げるという。

朝倉氏は「景気悪化で遠出を控える人が増え、近くにあるカラオケ 店に来るようになった」とも説明。料理のメニューの見直しなどのキャ ンペーンが奏功し、既存店売上高も前期並みで推移し、堅調という。

一方、通期業績予想はカラオケの新規出店が増加するうえ、店舗の リニューアルの費用も増えることから、今回は据え置いた。連結純利益 は前期比36%増の7億4900万円を見込む。上期にこの85%を達成する 見通しだ。

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