サンケン電株が3連騰、LEDより安い液晶向けバックライト開発

電源管理用半導体などを手掛ける サンケン電気株が3連騰。液晶テレビ用の光源に関し、発光ダイオー ド(LED)に比べ価格が半値以下で、省エネ性能も同等の新型バッ クライト技術を開発した。早ければ今年夏から出荷されるため、業績 への貢献を見込む買いが優勢になった。

一時前日比7.9%高の288円まで上昇し、約3週間ぶりの高値水 準を回復。日中上昇率は昨年4月9日の10%以来、10カ月ぶりの大き さだった。午前終値は278円。

液晶テレビの光源では、現在は冷陰極蛍光管(CCFL)が使わ れているが、省エネ性能に優れ、薄くできるLEDの需要が増加傾向 にある。同社IR室によると、サンケン電ではCCFLを6-8本使 う従来型技術に対し、2本で済む技術を新たに開発した。最も薄いL EDに比べ、幅は1ミリ厚くなるものの、低価格で省エネ性能にも優 れるのが特徴という。

現在液晶テレビのボリュームゾーンである32型では低価格が求 められるため、LEDより安い光源の需要が根強いと同社では予測。 現在メーカー側に対する同技術のプレゼンテーションを行っている段 階だが、興味を持ってもらえているという。今年の春夏モデルから出 荷をはじめ、来年の春モデルには本格出荷する予定だ。

同技術については、19日付の日経産業新聞が先行して報道。11 年度には同社のCCFL全体の2割を新型にする計画としている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE