セントルイス連銀総裁:金融政策と政治混同、良くない結果に

米セントルイス連銀のブラード総 裁は、米連邦準備制度理事会(FRB)の構造を変える案について、金 融政策への介入につながり経済に打撃を与える恐れがあるとの見解を示 した。

18日のテネシー州メンフィスでの講演用原稿によれば、同総裁は 「短期的な政治を金融政策にあまりに密接に混ぜ合わせれば、経済に良 くない結果をもたらす」との認識を表明。「こうした問題は、過去50 年間途上国でしばしば起きた」とした。

ブラード総裁はまた、「中央銀行だけが最後の貸し手の役割を担う ことができる」とし、「FRBはこの役割のため、将来もあらゆる危機 に際して中心的存在となる。改革の方向性は、FRBが金融業界すべて の詳細な情報に直接接することができるようなものであるべきだ」と主 張した。

同総裁はこのほか、「景気回復は軌道に乗っている」との認識をあ らためて表明。また、労働市場は依然として「弱く」、インフレ期待は 上昇しつつあるが、金融市場は2008年末以降改善し、「住宅セクター は安定しつつある」との見方を示した。

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