くらコーポ株急騰、売上高が計画を大幅超過-隠れた子ども手当関連

回転ずしチェーン「くら寿司」を 展開するくらコーポレーションの株価が急騰。低迷する外食産業のな かで既存店売上高が計画を上回って推移し、業績期待が強まっている。 アナリストからは、「隠れた子ども関連」と評価する声も出ている。

株価は前日比8.3%高の28万3100円まで上昇。上昇率は昨年11 月18日(8.4%)以来3カ月ぶりの高さ。

同社の既存売上高は昨年5月から前年同月を上回る状況が続いて おり、今期(2010年10月期)に入っても11月が前年同月比6.1%増、 12月は8.3%増、今年1月は11.9%増を記録。会社側の今期計画であ る1.3%増を大きく上回る。

同社経営企画部の広政敏行主任は、「価格の安さやテレビなどでの 紹介に加え、絶えずフェアやキャンペーンを行ってリピーターを増や す努力をしている」と話した。ターゲットを家族連れに設定し、ハン バーグやから揚げ、天ぷらなどを子どもが喜ぶすしにして提供してい るほか、デザート類も充実させているという。今期に入ってからは、 アニメ「ONE PIECE」や「プリキュア」などのグッズが当たる キャンペーンを行っている。

クレディ・スイス証券の渡辺真理子アナリストは、「昨今の景況は 外食企業への投資をちゅうちょさせるであろう」としたうえで、「同社 をはじめ一部企業の業績は好調に推移しており、市場の認識と実態に は大きなかい離が存在する」と18日付リポートで指摘。さらに、同社 の顧客は家族層が多く、「政府の子ども手当ての支給で恩恵を受ける可 能性が高い」と評価、投資判断を新規に「アウトパフォーム」とした。

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