中国株ETFのオプション、昨年3月以来最大の相場下落リスク示唆

オプション市場では中国政府に よる景気過熱抑制策を受け、中国株の下落に備えたコストが昨年の 世界金融危機の最悪期以来の水準に上昇している。

ブルームバーグが集計したデータによると、中国株の上場投資 信託(ETF)、iシェアーズ FTSE/新華チャイナ 25 インデ ックス・ファンドの下落を見込むプット・オプション(売る権利) と、上昇で利益の出るコール・オプション(買う権利)のインプラ イドボラティリティ(IV、予想変動率)の差は17日に7.4と、 世界の株式相場が6年ぶりの安値に下落した昨年3月以来最大とな った。18日は6.9だった。

米国市場上場の同ファンドは2009年11月16日の高値から 14%下落している。中国人民銀行(中央銀行)による預金準備率引 き上げに加え、中国政府が人民元の上昇を容認すれば輸出業者の競 争力が低下するとの懸念が背景にあると、アルファシェアーズは指 摘する。

アルファシェアーズ(米カリフォルニア州ウォルナットクリー ク)で中国株約4億8000万ドル相当の運用に携わるジョナサン・ マッセ氏は「当局が預金準備率の引き上げをどのように進めていく のか、また元高が輸出セクターにどう影響するのかをめぐって不安 感が広がっている」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE