米公定歩合引き上げ:出口模索、株価は要警戒-MU投資顧問・森川氏

MU投資顧問のシニアストラテジ ストの森川央氏は19日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビュー で、米連邦準備制度理事会(FRB)が18日に公定歩合を0.25ポイン ト引き上げたことに関して、以下のようにコメントした。

「米議会証言でもバーナンキFRB議長は公定歩合と政策金利で あるFF(フェデラルファンド)金利のスプレッドを広げるとは言っ ていたが、まさか今日やるとは意外だった。連邦公開市場委員会(F OMC)の開催日ではなく、通常の日に決めたことで、公定歩合の引 き上げは金融政策の変更ではないと印象付けたかったのではないか。 FRBは金利の急上昇を回避しながら出口政策を模索しているのだろ う」

「ここからFF金利がどんどん引き上げられるイメージはないが 注意は必要だ。日本銀行が2006年3月に量的緩和を解除した際に日銀 にブタ積みされた資金が通常通りに戻るだけだと言われたが、日経平 均は同年4月から6月にかけて3500円以上も下げた」

「これで円相場が下落すれば、日本の株価にとってはプラスだが 米株式市場が公定歩合引き上げに過剰反応すれば、日本株にも下落圧 力が掛かる。日本株は米市場が冷静に受け止められるかどうかにかか っているだろう」

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