ミスミG株が急反発、部品販売回復で業績予想増額-来期大幅増益も

精密機器部品のカタログ通信販売 を行うミスミグループ本社の株価が急反発。中国などアジアを中心に部 品販売が急回復しており、今期(2010年3月期)業績予想を大幅に増 額修正したことが好感された。

この日は買い気配でスタート。午前9時5分ごろ前日比4.7%高の 1615円で2万300株の売買が成立し、同値が高値となっている。日中 上昇率は09年11月30日(5.5%)以来、約2カ月半ぶりの高水準。

ミスミGが18日の取引終了後に公表した修正業績予想によると、 今期の連結純利益は前期比25%減の35億円になる見通しで、前回予想 (26億円)を35%上回る。デジタル家電や自動車の生産回復を受け、 国内外のメーカーから注文が入っているという。年間配当は9円30銭 とする予定。前回予想からは3円の増配となる。

同社広報・IR担当ジェネラルマネジャーの岡本保氏は、「特にア ジア向けが強い。あらゆる業種から注文が入っている」と語る。

ジャパンインベストメントの大和樹彦アナリストは「第4四半期に 入って加速度的に受注が回復しているようだ。今期の利益水準が低いこ ともあり、来期の増益率はかなり高くなる」と述べ、97億円と試算し てきた来期(11年3月期)の連結営業利益予想を大幅に引き上げる必 要があるとしている。会社の今期計画は前期比27%減の80億円。

1500円近辺でこう着してきた同社株について、大和氏は「レンジ が大きく変わる可能性がある」とみており、いずれ2000円台に乗せる と予想する。

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