米公定歩合上げで株・債券に警戒、短期的に新興国への資金流入逆転も

BNPパリバ証券の島本幸治チー フ債券ストラテジストは19日、ブルームバーグとのインタビューで、 米連邦準備制度理事会(FRB)が18日に公定歩合を0.25ポイント 引き上げたことに関して、以下のようにコメントした。

「金融緩和からの出口戦略に向けて金利機能を回復していくため の最初の1歩。政策金利が上昇する印象で、株式、債券市場では警戒 感が高まるだろう。短いゾーンを中心に調整局面を迎える可能性が高 い」

「フェデラルファンド(FF)金利がどんどん上がるわけではな い。量的緩和による流動性の供給を行っており、モーゲージ担保証券 や米国債の残高を落とせないので、バランスシートの調整を行うため に、金利機能を回復していくための最初の措置」

「短期的には先進国から新興国への資金流入が逆転する連想が働 きやすく、市場は一時的に不安定になりやすい。しかし、各国の政策 金利は当面低金利を維持することから、先進国から新興国への流れは 続くので、どこかで安定してくると思う」

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