ブラジル株:1カ月ぶり高値、通貨レアル堅調-商品相場高や雇用増で

18日のブラジル株式相場は1カ 月ぶりの高値に上昇し、通貨レアルも堅調。商品相場の上昇やブラジ ルの1月の雇用増加が好感された。

鉄鉱石のMMXミネラソン・エ・メタリコスが高い。ブラジルの 貿易相手国2位である米国の失業保険申請者件数が増加した一方で、 米フィラデルフィア連銀の製造業景況指数が予想以上の伸びとなった のが追い風となった。ブラジル労働省が発表した1月の雇用者数は製 造業を中心に伸び、18万1419人増加した。これを受けてロッシ・レ ジデンシアルやウジミナスなど住宅建設株や鉄鋼株が値上がりした。

ボベスパ指数は前日比0.8%高の67836.08と、1月20日以来 の高値で終了。一時は1.1%安まで下げる場面もあった。ブラジルの 雇用統計を受けてトレーダーの間では来月にも当局が利上げを開始す るとの見方が浮上した。レアルは1.2%高の1ドル=1.8088レアル。 金利上昇でブラジルの確定利付き資産に投資マネーが集まるとの観測 が広がった。

アマルダ・キャピタル(メキシコ市)のヘッジファンド運用担当 者、エリック・コンラッズ氏は「米国のかなり良好なマクロ経済指標 と企業収益がセンチメントにプラスに作用している」と述べ、「ブラジ ルの雇用の伸びは個人消費を支えるだろうが、金利変更を早める可能 性もあり、これがレアルの支援要因となっている」と指摘した。

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