米企業の社債保証コスト、低下-ギリシャ危機の波及懸念和らぐ

18日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米欧企業の社債保証コストが3営業日 連続で低下。米経済指標が引き続き改善を示したほか、ギリシャの財 政危機が世界的な資産価値の圧迫につながるとの懸念が和らいだ。

マークイット・グループによれば、北米の投資適格級企業125社 で構成するマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ13)のス プレッドはニューヨーク時間午後2時25分(日本時間19日午前4時 25分)現在、2.2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の

93.9bp。このままいけば、週間ベースでは1月第2週以来の大幅低 下となりそうだ。スプレッド低下は投資家心理の改善を示す。ロンド ン市場では、指標のマークイットiTraxx欧州指数のスプレッド が1週間ぶり低水準となった。

マークイットCDX北米投資適格指数は10日以来、7ポイントほ ど下げている。欧州連合(EU)首脳らは翌11日、ギリシャの財政赤 字抑制に向けて「断固とした」行動を取ることを約束した。米国の経 済指標や企業決算もリセッション(景気後退)からの回復が持続する との楽観的観測を後押ししている。

バークレイズ・キャピタルのジェーソン・クイン氏(ニューヨー ク在勤)は「ボラティリティのレベルは下がっており、一部ソブリン リスクのシステミックな波及をめぐる懸念が縮小している兆候かもし れない」との見方を示した。

JPモルガン・チェースによると、投資適格級の欧州企業125社 で構成するマークイットiTraxx欧州指数のスプレッドは、2.25 bp下げて87.25bp。

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