日本は米国債最大保有国でない公算-ストーン・アンド・マッカーシー

日本が中国を抜いて世界最大の米 国債保有国となったかどうかについて、海外投資家の国債保有に関す る米財務省の計算方法が疑問の余地を残している。ストーン・アンド・ マッカーシー・リサーチ・アソシエーツがこう分析した。

米財務省が16日発表した国際資本統計は、昨年12月に日本の米 国債保有高が中国を抜いて世界最大となったことを示した。日中逆転 は2008年9月以来。

ストーン・アンド・マッカーシーのアナリスト、ナンシー・バン デンホウテン氏(ニュージャージー州在勤)は16日付の顧客向けリ ポートで、財務省が06年と07年、08年の日中両国の保有高の変化 を低く見積もったため、このデータが順位の変化を示しているかどう か疑問があると記した。オバマ政権は史上最大の財政赤字を賄うため、 記録的な額の国債を発行している。

バンデンホウテン氏は「6月の調査日から離れるにつれ、財務省 の月次推計値の代わりとなるものは大まかになる」と指摘。「日本の米 国債保有高は09年末に中国を上回ったかもしれないが、大きな自信 を持って、そう主張することは不可能だ」とした。

米財務省が集計する国債保有データは、6月の年次調査で記録さ れた持ち高の数字を使っており、これは月次の取引情報を加えること で調整される。

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