欧州債:ドイツやフランスなど国債下落、ギリシャ懸念に増発追い打ち

欧州債市場では、ドイツやフラン スなど各国の相場が総じて下落した。スペインとフランスが約110 億ユーロの国債を入札したのに加え、英国の予想外の財政赤字、ギ リシャ財政問題への根強い懸念が背景にある。

ギリシャ2年債利回りは2カ月余りで最大の上げとなった。ギ リシャの通関職員が政府の赤字削減策に反対する期限3日のストを 延長したことがきっかけ。英国債も下落した。英政府統計局(ON S)の18日の発表によると、1月の歳出は歳入を43億ポンド上回 った。税収の落ち込みが響いた。

ラボバンク・グループのシニアエコノミスト、エルビン・デグ ロート氏(ユトレヒト在勤)は「供給はこれまでのところ消化され ているが、具体的な財政赤字対策を政府に求める圧力がある」と指 摘し、「市場はギリシャ政府の決意に依然不安を抱いている」と付 け加えた。

ロンドン時間午後4時9分現在、ドイツ10年債利回りは前日比 5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.25%。昨年 12月22日以降で最大の上げ幅。一方、フランス10年債利回りは

3.54%に上昇。ギリシャ10年債利回りは一時、19bp上げ6.57%と、 2月9日以降の高利回りとなった。英10年債利回りは6bp上昇し

4.09%。

ギリシャ10年債のドイツ10年債に対するプレミアム(上乗せ 利回り)は10bp拡大し328bp。5年前は8bpだった。

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