米ゴールドマンの業績予想引き下げ、報酬負担も増加へ-トローン氏

マッコーリー・グループは、米 金融大手ゴールドマン・サックス・グループの2010年1-3月(第 1四半期)利益予想を26%下方修正した。収入が減少し、それに伴 いより大きな部分を報酬に割り当てる必要が生じ負担が高まるとみ ている。

マッコーリーのアナリスト、デービッド・トローン氏は18日付 の投資家向けリポートで、ゴールドマンの第1四半期1株当たり利 益を3.10ドルと予想。従来の4.17ドルから引き下げた。通期の予想 も16.87ドル(従来予想は18.24ドル)に修正した。ブルームバーグ がまとめたアナリスト18人の第1四半期利益予想は平均で4.33ド ル。

同氏はゴールドマンの第1四半期収入が前四半期比で1%の伸 びにとどまると予想。従来予想の16%の伸びから引き下げた。投資 銀行収入が27%減少、自己勘定投資の収支がマイナス6億200万ド ルとなり、株式トレーディング収入は8%の伸び(従来予想34%増) にとどまるとの見方が理由。さらに、収入から報酬・給付向けに取 り分ける割合が47%と、従来予想していた45%よりも高くなるとみ ている。

同氏はリポートで、「ソブリン債をめぐる懸念、米政府が金融 業務に逆風となるような措置を講じる可能性、中国の成長減速に向 けた取り組みが重なり、世界の資本市場の活動回復を鈍化させるだ ろう」と解説した。

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