独ダイムラー:10-12月は予想外の赤字-年間配当取りやめ

高級車メーカー世界2位、ドイツ のダイムラーの2009年10-12月(第4四半期)の純損益は、市場予 想に反して赤字となった。同社は、年間配当を取りやめる計画も発表。 株価は約11カ月ぶりの大幅な下落率となった。

同社が18日発表した資料によれば、純損益は3億5200万ユーロ (約434億円)の赤字。アナリスト予想は2億5640万ユーロの黒字だ った。一方、売上高は前年同期比11%減の213億ユーロで、市場予想 (208億ユーロ)を上回った。世界的なリセッション(景気後退)を 経て自動車の納入が回復したことが寄与した。

キャンター・フィッツジェラルドのチーフグローバル株式ストラ テジスト、スティーブン・ポープ氏(ロンドン在勤)は、モデルチェ ンジを行ったメルセデスベンツ「Eクラス」の売れ行きが会社予想ほ どではなく、独BMWの「5シリーズ」の新モデルとの激しい競争に さらされたとの見方を示した。

ダイムラーはまた、少なくとも1999年以来となる年間配当を無配 とする方針を明らかにした。

09年通期の純損益は26億4000万ユーロの赤字。前年は14億1000 万ユーロの黒字だった。ブルームバーグがまとめたアナリスト7人の 予想平均は、18億6000万ユーロの赤字だった。

フランクフルト市場で、ダイムラー株は一時3.12ユーロ(9.4%) 安の29.93ユーロと、取引時間中としては昨年3月30日以来最大の下 げとなった。現地時間午前11時6分(日本時間午後7時6分)現在は

7.3%安。

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