スイス再保険の10-12月:黒字回復、保険金請求減少で

世界2位の再保険会社、スイス再 保険の2009年10-12月(第4四半期)決算は、自然災害に伴う保険 金請求が減ったことが寄与し、黒字となった。同社は信用危機により国 内業界で最大規模の評価損を被っている。

同社が18日発表した資料によれば、純利益は4億300万スイス・ フラン(約340億円)。ただ、ブルームバーグがまとめたアナリスト 8人の予想中央値(5億1700万フラン)には届かなかった。前年同期 は17億5000万フランの損失と、四半期としては過去最大の赤字を計 上していた。

シュテファン・リッペ最高経営責任者(CEO)は同社の戦略を 基本に戻そうと取り組んでいる。ジャック・エイグラン前CEOの下で は、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)関連などで約83億 ドル(約7500億円)の評価損・貸倒損失を計上。投資ポートフォリオ の不良資産処理開始に伴い、米投資家ウォーレン・バフェット氏率いる 保険・投資会社バークシャー・ハサウェイから30億フラン相当の出資 を受けた。

同社の株価は今年に入り6.3%下落しており、同社の時価総額は 17億3000万フランとなっている。

09年通期の純損益は5億600万フランの黒字となった。市場予想 では6億4400万フランの黒字が見込まれていた。

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