仏ソシエテの10-12月:増益-評価損計上、減配も発表

時価総額でフランス2位の銀行、 ソシエテ・ジェネラルの2009年10-12月(第4四半期)決算は一 時項目の寄与で増益となった。同行はリスク資産に関連した評価損を 計上。また、減配も発表した。

同行の18日の発表によると、純利益は2億2100万ユーロと、前 年同期の8700万ユーロから増えた。ブルームバーグ・ニュースがま とめたアナリスト13人の予想中央値では1億2700万ユーロの利益が 見込まれていた。同業のクレディ・アグリコルとの資産運用合弁事業 アムンディの設立に絡む利益7億3200万ユーロが利益を押し上げた。

同行はまた、09年の配当を1株当たり0.25ユーロとする方針も 明らかにした。前年は1.2ユーロ。第4四半期には不良資産に絡み約 16億ユーロの評価損・引当金を計上した。1月には約14億ユーロと の見積もりを示していた。

FBRキャピタル・マーケッツ・インターナショナルのロンドン 在勤アナリスト、ジョナサン・タイス氏は、ソシエテは「毎四半期、 特別費用を計上するので失望させられる」として、「他の大手投資銀行 は10年の良好な滑り出しに言及している。ソシエテはリスク資産を 減らしたが、他行と同様に良いスタートを切ったのか尋ねたくなる」 と話した。ディディエ・バレ最高財務責任者(CFO)は1月13日 に、リスク資産の評価で査定を厳しくしたと述べていた。

「大掃除」

ソシエテのフレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)は、 「09年には危機のため、具体的には米住宅市場関連で大掃除をした」 とした上で、「当行の回復力に引き続き強い自信を持っている」と述べ た。今年の評価損は「09年に比べはるかに緩やかだろう」との見通し も示した。フランスのラジオ局、ラジオ・クラシークとのインタビュ ーで語った。

法人向け・投資銀行部門の第4四半期損益は5億6300万ユーロ の赤字。修正後の前年同期は9億3700万ユーロの赤字だった。国内 リテール(小口金融)事業は1億8800万ユーロの黒字。前年同期は 2億9000万ユーロの利益を計上していた。海外のリテール事業は 9700万ユーロの黒字と、前年同期の7500万ユーロの赤字から回復し た。

同行は金融危機に伴い、昨年9月までで約100億ユーロの評価損 や引当金を計上。リスク資産を独立した部門に移管して切り離す方針 を先月示した。昨年末時点のリスク資産は約355億ユーロ相当だった。

パリ市場でソシエテ株は一時6.2%下落した。現地時間午後零時 21分(日本時間午後8時21分)現在、2.17ユーロ安の39.83ユー ロ。

原題:Societe Generale Falls After Writedowns, Dividend Cut (Update1)(抜粋)

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