日興コーデ:M&A部門を4割増員へ、企業の海外進出見込む

三井住友フィナンシャルグループ傘 下の日興コーディアル証券は、企業の合併・買収(M&A)助言部門の 人員について、4月をめどに現在の4割増となる145人程度まで拡大す る計画だ。日興コーデの大和田正也常務執行役員(企業情報本部長)が 18日に開いた説明会後に明らかにした。

企業情報本部のM&A担当者は現在105人。大和証券グループ本社 との合弁を解消した法人専業の旧大和証券SMBCや三井住友銀行から 受け入れて強化する。人口減少による国内市場の縮小を背景にした日本 企業の海外展開の増加などでM&A市場は拡大するとみて、陣容を拡大 して収益力の拡大につなげる。

日興コーデの大和田常務は、「小売り、食品、通信などの内需関連 企業を中心としたM&Aの活発化」で、2010年は日本企業が関わるM& A(金額ベース)が前年比15-20%増加すると予想。三井住友銀のネッ トワークを活用しながら、海外拠点の構築などを進め、国際的なM&A 助言を手掛ける体制を整える方針を示した。

三井住友FGは昨年、手薄だった証券業務の強化を狙いに大手の一 角である日興コーデ証をシティグループから買収した。しかし、昨年末 に大和証Gとの合弁を解消し、企業の資金調達やM&A助言などを手掛 ける投資銀行部門の体制整備を独自に進めている。

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