中国の不動産株に見直しの価値、域内で最も割安-クレディ・スイス

中国の不動産株はアジアの不動 産株で最も割安な水準にあるため、「見直しの価値」がありそうだとの 見方をクレディ・スイス・グループが示した。

シャクティ・シバ氏ら同社のアナリストらは、中国の不動産株は 昨年7月以降、MSCI中国指数を30%近く下回る値動きだと指摘。 企業の純資産と株主資本比率(ROE)で評価するモデルからみると 域内の不動産株に比べて7%割安であり、これは中国の引き締めリス クが既に株価に織り込まれていることの表れだろうと分析した。

ブルームバーグのデータによると、MSCI中国指数採用の不動 産株は過去半年に平均で6.1%下落した。同指数全体は同期間に

4.2%上昇した。中国の不動産価格が1月に過去1年9カ月で最大の 上昇を記録したことから、当局は住宅ローンの引き締めや預金準備率 の引き上げに動いた。

アナリストらは17日付のリポートで、「不動産セクターでは、中 国の不動産株がバリュエーション(株価評価)の観点から最も興味深 い」との見方を示した。最も割安な銘柄としては遠洋地産を挙げた一 方、同社の不動産アナリストが最も有望視するのは中国建設省が所有 する不動産開発会社の中国海外発展だとした。この2銘柄は香港市場 で過去半年間に13%下落した。

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